NAS(Network Attached Storage)とは、ネットワークに接続して複数のパソコンやサーバーから共有利用できる、独立した記憶容量を持つストレージ機器のことです。
仕組み
NASはLANケーブルなどでネットワークに接続し、IPアドレスを持つ専用機器として動作します。各端末はネットワーク経由でNAS内のファイルやフォルダにアクセスでき、部署をまたいだデータ共有や共同作業に向いています。多くの製品は複数のディスクを搭載し、RAID機能により一台が故障してもデータを保護できます。
バックアップにおける役割
中小企業では日常のファイルサーバーとしてだけでなく、パソコンやサーバーのデータを定期的にコピーして保管する先としてNASを利用することが多くあります。3-2-1ルールでは、すぐに復旧できるオンライン保管先の一つとして位置づけられます。ただし常時ネットワークに接続されているため、ランサムウェア感染時に暗号化被害が及ぶ可能性もあります。
導入・運用の注意点
バックアップ用途で使う際は、アクセス権限やパスワードを厳格に管理し、感染端末から書き換えられない設定にすることが重要です。NASだけに頼らず、クラウドやオフラインの外部媒体など複数の保存先を組み合わせることが推奨されます。
▼略歴
- 東京都世田谷区生まれ
- 経営・財務の分野を学び、建設・不動産業界にて経理部に在席。
- 家電メーカーにて直営店舗の運営やマーチャンダイザーを経験。PCのBTOビジネス推進やホームネットワークの普及推進、デジタル家電活用のセミナー講師、直営の免税店を経験。同時に、グループ企業のWEBマスターとして、ポータルサイト、eコマースサイトの制作・運営、情報セキュリティマネジメント、ナレッジマネジメントを推進。
- 家電量販店にて情報部門リーダー、都心店舗の店長を経験。その後、店舗開発部で新店舗出店時のレイアウト設計やスタッフの育成、出店準備、VMDの企画・制作などを歴任。
- システムインテグレーターとして、手術室及び血管造影室の画像・映像配信システムの開発・設計、エンジニアリングを担当。さらに、遠隔手術支援システムの企画・開発を担当し、専門誌へ医師の偏在問題に関する論文を寄稿。また、医療向けシステムやフェリーの設備を安全にリモートメンテナンスするソリューションを開発・運用。その後、会社のリブランディングプロジェクトへの参画、デジタルマーケティング組織の立ち上げ、メディカル組織のマネジメントを経験。
- 論文 医師偏在の課題と向き合う遠隔手術支援ソリューション(CiNiiで検索)
- 論文 手術室の生産性向上に貢献する医療映像ソリューション(CiNiiで検索)
- 現在、企業向けにIT技術者育成セミナー(ネットワーク/ウェブデザイン等)を主催しております。