IPアドレスは、インターネットや社内ネットワークにつながる機器を見分けるために割り当てられる番号で、「ネットワーク上の住所」にあたります。通信ログには通信元と宛先のIPアドレスが記録され、誰(どの機器)が何と通信したかをたどる手がかりになります。
仕組み
IPアドレスには、現在広く使われる IPv4(例:192.0.2.1 のように数字を4つ並べた形式)と、より多くの番号を扱える IPv6 があります。社内だけで使うプライベートIPアドレスと、インターネット上で使うグローバルIPアドレスに分かれ、社内の機器が外部と通信するときは変換が行われるのが一般的です。
ログ調査での使いどころ
漏えいが疑われたとき、ログのIPアドレスを手がかりに、不審な通信がどの機器から、どこへ向けて行われたかを絞り込みます。時刻とあわせて確認することで、通信の流れを時系列で追えます。
注意点
IPアドレスは機器の持ち主を直接示すものではなく、時間がたつと別の機器に割り当て直されることがあります。そのため、同じ番号でも「いつの時点か」を正確な時刻で確認し、DHCP(機器へ自動で番号を割り当てる仕組み)の記録も合わせて残しておくことが重要です。
▼略歴
- 東京都世田谷区生まれ
- 経営・財務の分野を学び、建設・不動産業界にて経理部に在席。
- 家電メーカーにて直営店舗の運営やマーチャンダイザーを経験。PCのBTOビジネス推進やホームネットワークの普及推進、デジタル家電活用のセミナー講師、直営の免税店を経験。同時に、グループ企業のWEBマスターとして、ポータルサイト、eコマースサイトの制作・運営、情報セキュリティマネジメント、ナレッジマネジメントを推進。
- 家電量販店にて情報部門リーダー、都心店舗の店長を経験。その後、店舗開発部で新店舗出店時のレイアウト設計やスタッフの育成、出店準備、VMDの企画・制作などを歴任。
- システムインテグレーターとして、手術室及び血管造影室の画像・映像配信システムの開発・設計、エンジニアリングを担当。さらに、遠隔手術支援システムの企画・開発を担当し、専門誌へ医師の偏在問題に関する論文を寄稿。また、医療向けシステムやフェリーの設備を安全にリモートメンテナンスするソリューションを開発・運用。その後、会社のリブランディングプロジェクトへの参画、デジタルマーケティング組織の立ち上げ、メディカル組織のマネジメントを経験。
- 論文 医師偏在の課題と向き合う遠隔手術支援ソリューション(CiNiiで検索)
- 論文 手術室の生産性向上に貢献する医療映像ソリューション(CiNiiで検索)
- 現在、企業向けにIT技術者育成セミナー(ネットワーク/ウェブデザイン等)を主催しております。