稟議(りんぎ)とは、担当者が書いた提案や支出の案を、上司や関係する部署に順番に回して、承認をもらう社内の手続きのことです。日本の会社でよく使われる決裁の進め方です。
仕組み
担当者が「稟議書」と呼ばれる書類に目的・内容・金額・理由をまとめ、直属の上司から関係部署、最終的な決裁者へと順に回します。各段階で内容を確認し、問題がなければ承認の印や電子承認をします。最後の決裁者が承認して、はじめて実行できる状態になります。
メリット
複数の人の目で内容を確かめるため、見落としや独断による失敗を減らせます。また、誰がいつ何を承認したかが記録として残るので、あとから経緯を確認しやすくなります。
営業で気をつけたい点
取引先で稟議が必要な場合、担当者が「前向き」でも、承認までに日数がかかることがあります。年末など区切りの時期に契約を目指すなら、稟議にかかる期間を早めに聞き、見積書の有効期限や回答の期日を稟議の流れに合わせて決めておくことが大切です。担当者が社内で説明しやすい資料を用意することも役立ちます。

















