掛け率(かけりつ)とは、商品の定価に対して、実際に取引する価格が何割にあたるかを表す割合のことです。定価1,000円の商品を掛け率60%で仕入れるなら、取引価格は600円になります。
仕組み
取引価格は「定価 × 掛け率」で計算します。卸売や問屋との取引でよく使われ、メーカーから卸、卸から小売へと段階ごとに掛け率が決まるのが一般的です。同じ商品でも、取引先や取引の条件によって掛け率が違うことがあります。
決め方のポイント
掛け率は、取引量や支払い条件、取引の長さなどを考えて決めます。たくさん買ってもらう相手ほど低く(安く)設定する、といった基準をあらかじめ決めておくと、交渉のたびにぶれません。
注意点
掛け率が低すぎると、利益が出なくなるおそれがあります。原価や経費を含めた利益額を計算したうえで決めましょう。また、「掛け率60%」が定価の6割なのか、原価の6割なのかなど、業界や会社によって基準が異なることがあるため、取引前に確認が必要です。
















