購買力平価とは、国ごとに違う物価の差をならして通貨を換算する考え方です。「同じものが同じ量買える金額」を基準に、各国のお金の価値を比べます。
仕組み
同じ商品やサービスのセットを、2つの国でそれぞれ買うのにいくらかかるかを比べます。たとえば同じセットが日本で1,000円、米国で10ドルなら、1ドル=100円が購買力平価の為替レートです。市場で日々動く為替レートとは別の「物価から見た換算の目安」です。
使われ方
国同士の経済規模や生産性、所得を比べるときによく使われます。市場の為替レートで換算すると、為替の変動や物価の差で見え方がゆがむため、暮らしの実感に近い比較をしたいときに役立ちます。労働生産性の国際比較でも、この換算を使うことがあります。
注意点
比べる商品のセットや、集計の方法によって結果が変わります。サービスや住居費のように、国をまたいで比べにくいものもあります。数字は目安として受け取り、順位の差だけで良し悪しを決めないことが大切です。
















