オフサイトとは、バックアップデータを本番システムと同じ建物や拠点ではなく、離れた場所に保管することです。地震や火災、盗難など、拠点全体に及ぶトラブルからデータを守るための考え方です。
仕組み
オフサイト保管の方法には、遠隔地のデータセンターやクラウドストレージにバックアップを送る方式や、バックアップ媒体を物理的に社外の保管施設へ運ぶ方式があります。ネットワーク経由で自動転送する仕組みを使えば、日々の運用の中で無理なく継続できます。
メリット
本番システムとバックアップが同じ場所にあると、火災や水害はもちろん、ランサムウェア感染時に社内ネットワーク経由でバックアップごと暗号化・削除される恐れがあります。オフサイトに保管しておけば、こうした同時被害を避けやすくなります。バックアップの3-2-1ルールでも、複数のコピーのうち1つはオフサイトに置くことが推奨されています。
導入のポイント
保管先には、バックアップ専用のアカウントや権限を使い、本番環境の認証情報だけでは書き換え・削除できないようにすることが重要です。また、保管しているだけで満足せず、定期的に復旧テストを行い、実際にデータを戻せるか確認しておく必要があります。
▼略歴
- 東京都世田谷区生まれ
- 経営・財務の分野を学び、建設・不動産業界にて経理部に在席。
- 家電メーカーにて直営店舗の運営やマーチャンダイザーを経験。PCのBTOビジネス推進やホームネットワークの普及推進、デジタル家電活用のセミナー講師、直営の免税店を経験。同時に、グループ企業のWEBマスターとして、ポータルサイト、eコマースサイトの制作・運営、情報セキュリティマネジメント、ナレッジマネジメントを推進。
- 家電量販店にて情報部門リーダー、都心店舗の店長を経験。その後、店舗開発部で新店舗出店時のレイアウト設計やスタッフの育成、出店準備、VMDの企画・制作などを歴任。
- システムインテグレーターとして、手術室及び血管造影室の画像・映像配信システムの開発・設計、エンジニアリングを担当。さらに、遠隔手術支援システムの企画・開発を担当し、専門誌へ医師の偏在問題に関する論文を寄稿。また、医療向けシステムやフェリーの設備を安全にリモートメンテナンスするソリューションを開発・運用。その後、会社のリブランディングプロジェクトへの参画、デジタルマーケティング組織の立ち上げ、メディカル組織のマネジメントを経験。
- 論文 医師偏在の課題と向き合う遠隔手術支援ソリューション(CiNiiで検索)
- 論文 手術室の生産性向上に貢献する医療映像ソリューション(CiNiiで検索)
- 現在、企業向けにIT技術者育成セミナー(ネットワーク/ウェブデザイン等)を主催しております。