生産性パラドックスとは、コンピュータやITに多くのお金をかけたのに、会社や国全体の生産性(かけた手間に対して生み出す成果)がなかなか上がらない現象のことです。
もとになった指摘
1980年代、経済学者のロバート・ソローが「コンピュータはあちこちで見かけるのに、生産性の統計にだけは表れていない」と述べたことで広く知られるようになりました。ITが普及しているのに成果が数字に出ない、という不思議さが名前の由来です。
成果が出にくい主な理由
ツールを入れただけで、仕事の進め方や役割分担を変えないままだと、効果は出にくくなります。使いこなすための教育や慣れの時間が必要なことや、効果が統計に表れるまでに年月がかかることも理由として挙げられます。
職場での向き合い方
導入の目的と測る指標を先に決め、業務の流れや人の動かし方も一緒に見直すことが大切です。現場が使い方を学べる時間を確保し、導入後も効果を確かめて改善を続けると、投資を成果につなげやすくなります。
















