入社前に抱いていた仕事や職場への期待と、実際に働き始めてから感じる現実との間に生まれるギャップ、そしてそれによって引き起こされる心理的な動揺のことです。新入社員が早期に離職してしまう原因のひとつとして知られています。
なぜ起こるのか
採用活動では企業の魅力を伝えることに重点が置かれやすく、仕事の大変さや職場の細かなルールはあまり説明されない傾向があります。そのため入社前に思い描いていた理想と、実際の業務内容や人間関係との間に差が生まれやすくなります。この差が大きいほど、新入社員が感じる戸惑いや落胆も強くなります。
離職につながるリスク
リアリティショックを感じた社員は、モチベーションの低下や職場への不信感を抱きやすくなります。適切なフォローがないまま放置されると、入社後数か月以内に離職してしまうケースも少なくありません。特に配属直後の数か月間は、こうした心理的な動揺が表面化しやすい時期とされています。
オンボーディングでの対策
リアリティショックを完全になくすことは難しいものの、入社前後の情報提供や定期的な面談によって影響を和らげることはできます。良い面だけでなく業務の実態や課題も率直に伝える手法も有効とされています。段階的な目標設定を行うオンボーディング設計は、こうしたギャップに早期に気づき対処するための仕組みとしても機能します。
▼略歴
- 東京都世田谷区生まれ
- 経営・財務の分野を学び、建設・不動産業界にて経理部に在席。
- 家電メーカーにて直営店舗の運営やマーチャンダイザーを経験。PCのBTOビジネス推進やホームネットワークの普及推進、デジタル家電活用のセミナー講師、直営の免税店を経験。同時に、グループ企業のWEBマスターとして、ポータルサイト、eコマースサイトの制作・運営、情報セキュリティマネジメント、ナレッジマネジメントを推進。
- 家電量販店にて情報部門リーダー、都心店舗の店長を経験。その後、店舗開発部で新店舗出店時のレイアウト設計やスタッフの育成、出店準備、VMDの企画・制作などを歴任。
- システムインテグレーターとして、手術室及び血管造影室の画像・映像配信システムの開発・設計、エンジニアリングを担当。さらに、遠隔手術支援システムの企画・開発を担当し、専門誌へ医師の偏在問題に関する論文を寄稿。また、医療向けシステムやフェリーの設備を安全にリモートメンテナンスするソリューションを開発・運用。その後、会社のリブランディングプロジェクトへの参画、デジタルマーケティング組織の立ち上げ、メディカル組織のマネジメントを経験。
- 論文 医師偏在の課題と向き合う遠隔手術支援ソリューション(CiNiiで検索)
- 論文 手術室の生産性向上に貢献する医療映像ソリューション(CiNiiで検索)
- 現在、企業向けにIT技術者育成セミナー(ネットワーク/ウェブデザイン等)を主催しております。