SOC 1/2/3とは、企業が個人情報や業務データを安全に管理できているかを、米国公認会計士協会(AICPA)が定める基準に基づいて第三者の監査人が確認・証明する仕組みです。クラウドサービスなどを提供する企業が、自社の内部統制の信頼性を客観的に示すために取得します。
3種類の違い
SOC 1は財務報告に関わる内部統制を対象とし、SOC 2はセキュリティや可用性、機密保持などデータ管理体制を評価します。SOC 3はSOC 2と同じ評価内容を、専門知識がなくても読めるように要約した一般公開向けのレポートです。目的や開示範囲に応じて使い分けられています。
取得のメリット
第三者機関による監査を経ているため、自社での説明よりも高い客観性と信頼性を取引先に示せます。特にクラウドサービスやデータ処理を外部委託する際、SOC報告書の有無は委託先の安全性を判断する材料の一つになります。
確認する際の注意点
監査には一時点の体制を確認する「Type 1」と、一定期間の運用実績を確認する「Type 2」があり、証明力が異なります。報告書を確認する際は、発行機関や評価対象の範囲、有効期限も併せてチェックすることが大切です。
▼略歴
- 東京都世田谷区生まれ
- 経営・財務の分野を学び、建設・不動産業界にて経理部に在席。
- 家電メーカーにて直営店舗の運営やマーチャンダイザーを経験。PCのBTOビジネス推進やホームネットワークの普及推進、デジタル家電活用のセミナー講師、直営の免税店を経験。同時に、グループ企業のWEBマスターとして、ポータルサイト、eコマースサイトの制作・運営、情報セキュリティマネジメント、ナレッジマネジメントを推進。
- 家電量販店にて情報部門リーダー、都心店舗の店長を経験。その後、店舗開発部で新店舗出店時のレイアウト設計やスタッフの育成、出店準備、VMDの企画・制作などを歴任。
- システムインテグレーターとして、手術室及び血管造影室の画像・映像配信システムの開発・設計、エンジニアリングを担当。さらに、遠隔手術支援システムの企画・開発を担当し、専門誌へ医師の偏在問題に関する論文を寄稿。また、医療向けシステムやフェリーの設備を安全にリモートメンテナンスするソリューションを開発・運用。その後、会社のリブランディングプロジェクトへの参画、デジタルマーケティング組織の立ち上げ、メディカル組織のマネジメントを経験。
- 論文 医師偏在の課題と向き合う遠隔手術支援ソリューション(CiNiiで検索)
- 論文 手術室の生産性向上に貢献する医療映像ソリューション(CiNiiで検索)
- 現在、企業向けにIT技術者育成セミナー(ネットワーク/ウェブデザイン等)を主催しております。