« Back to Glossary IndexGDPR:General Data Protection Regulation(EU一般データ保護規則)とは、欧州議会・欧州理事会および欧州委員会が欧州連合 内の全ての個人のためにデータ保護を強化し統合することを意図している規則です。EU居住者の個人データを取り扱う場合、EUで活動する企業だけではなく、企業規模に関わらず、多くの日本企業にとっても対応が求められています。もしも規制に違反したときには、多額の制裁金が課せられることになります。
【具体的な規制事項】
- 本人が自身の個人データの削除を個人データの管理者に要求できる
- 自身の個人データを簡単に取得でき、別のサービスに再利用できる(データポータビリティ)
- 個人データの侵害を迅速に知ることができる
- 個人データの管理者は個人データ侵害に気付いた時から72時間以内に、規制当局へ当該個人データ侵害を通知することが求められ、また、将来的には本人への報告も求められる。
- サービスやシステムはデータ保護の観点で設計され、データ保護されることを基本概念とする
- 法令違反時の罰則強化
- 監視、暗号化、匿名化などのセキュリティ要件の明確化
« ライブラリーに戻る ▼略歴
- 学生時代には経営・財務の分野を学び、建設・不動産業界で経理部に在席。
- 家電メーカーにて直営店舗の運営、マーチャンダイザーを経験。PCのBTOビジネス推進やホームネットワークの普及推進、デジタル家電活用のセミナー講師、直営の免税店を経験。同時に、グループ企業のWEBマスターとして、ポータルサイト、eコマースサイトの制作・運営、情報セキュリティマネジメント、ナレッジマネジメントを推進。
- 家電量販店にて情報部門リーダー、都心店舗の店長を経験。その後、店舗開発部で新店舗出店時のレイアウト設計やスタッフの育成、出店準備、VMDの企画・制作などを歴任。
- システムインテグレーターとして、手術室及び血管造影室の画像・映像配信システムの開発・設計、エンジニアリングを担当。さらに、遠隔手術支援システムの企画・開発を担当し、専門誌へ医師の偏在問題に関する論文を寄稿。また、医療向けシステムやフェリーの設備を安全にリモートメンテナンスするソリューションを開発・運用。その後、会社のリブランディングプロジェクトへの参画、デジタルマーケティング組織の立ち上げ、メディカル組織のマネジメントを経験。
- 論文 医師偏在の課題と向き合う遠隔手術支援ソリューション(CiNiiで検索)
- 論文 手術室の生産性向上に貢献する医療映像ソリューション(CiNiiで検索)