外向き通信(エグレス通信)

社内のパソコンやサーバー、複合機などの機器から、社外のインターネットへ向かって出ていく通信のことです。メールの送信やファイルのアップロードのほか、情報の持ち出しもこの通信を通って行われます。

なぜ重要なのか

多くの対策は外部からの侵入を防ぐことに力を入れますが、情報漏えいが実際に起きるのは、データが社外へ出ていく瞬間です。外向き通信を見ていれば、侵入を許してしまった場合でも、不審なデータの持ち出しに早く気づける可能性があります。入口の対策をすり抜けられたときの、最後の見張り役といえます。

点検のポイント

まず、どの機器がどこの宛先と通信しているかを把握し、記録(ログ)を残すことが出発点です。そのうえで、業務に必要な宛先や通信の種類だけを許可し、それ以外は止める設定を検討します。深夜に大量のデータが送られている、普段使わない国や宛先への通信があるといった、いつもと違う動きに気づける体制も大切です。

注意点

通信をむやみに制限すると、業務で使うクラウドサービスが動かなくなることがあります。業務に必要な通信を洗い出してから、段階的に進めましょう。また、通信が暗号化されていると中身までは確認できないため、宛先や通信量などの傾向から異変を見つける考え方が基本になります。

▼略歴

  • 東京都世田谷区生まれ
  • 経営・財務の分野を学び、建設・不動産業界にて経理部に在席。
  • 家電メーカーにて直営店舗の運営やマーチャンダイザーを経験。PCのBTOビジネス推進やホームネットワークの普及推進、デジタル家電活用のセミナー講師、直営の免税店を経験。
    同時に、グループ企業のWEBマスターとして、ポータルサイト、eコマースサイトの制作・運営、情報セキュリティマネジメント、ナレッジマネジメントを推進。
  • 家電量販店にて情報部門リーダー、都心店舗の店長を経験。
    その後、店舗開発部で新店舗出店時のレイアウト設計やスタッフの育成、出店準備、VMDの企画・制作などを歴任。
  • システムインテグレーターとして、手術室及び血管造影室の画像・映像配信システムの開発・設計、エンジニアリングを担当。さらに、遠隔手術支援システムの企画・開発を担当し、専門誌へ医師の偏在問題に関する論文を寄稿。
    また、医療向けシステムやフェリーの設備を安全にリモートメンテナンスするソリューションを開発・運用。
    その後、会社のリブランディングプロジェクトへの参画、デジタルマーケティング組織の立ち上げ、メディカル組織のマネジメントを経験。
  • 論文 医師偏在の課題と向き合う遠隔手術支援ソリューション(CiNiiで検索)
  • 論文 手術室の生産性向上に貢献する医療映像ソリューション(CiNiiで検索)
  • 現在、企業向けにIT技術者育成セミナー(ネットワーク/ウェブデザイン等)を主催しております。