DMARCとは、SPFとDKIMというなりすまし対策の検証結果をもとに、認証に失敗したメールを受信側で「そのまま届ける」「迷惑メール扱いにする」「拒否する」のどれで扱うかを、ドメインの管理者があらかじめ指定できる仕組みです。
仕組み
DMARCはDNSに公開するレコードとして運用し、SPFとDKIMの検証結果に加えて、実際の差出人表示と送信ドメインが一致しているかを確認します。一致しない場合、ドメイン管理者が定めた方針(監視のみ・迷惑メール扱い・拒否)に従ってメールが処理されます。
メリット
正しく設定することで、自社ドメインを装ったなりすましメールが受信者に届きにくくなり、フィッシング詐欺や信用低下を防ぎやすくなります。また、誰が自社ドメインを使って送信しているかをレポートで把握でき、不正利用の早期発見にも役立ちます。
導入のポイント
最初から厳しい方針を設定すると正規のメールまで届かなくなる恐れがあるため、まずは「監視のみ」の設定でレポートを確認し、正規の送信元を把握してから段階的に強化するのが安全です。
▼略歴
- 東京都世田谷区生まれ
- 経営・財務の分野を学び、建設・不動産業界にて経理部に在席。
- 家電メーカーにて直営店舗の運営やマーチャンダイザーを経験。PCのBTOビジネス推進やホームネットワークの普及推進、デジタル家電活用のセミナー講師、直営の免税店を経験。同時に、グループ企業のWEBマスターとして、ポータルサイト、eコマースサイトの制作・運営、情報セキュリティマネジメント、ナレッジマネジメントを推進。
- 家電量販店にて情報部門リーダー、都心店舗の店長を経験。その後、店舗開発部で新店舗出店時のレイアウト設計やスタッフの育成、出店準備、VMDの企画・制作などを歴任。
- システムインテグレーターとして、手術室及び血管造影室の画像・映像配信システムの開発・設計、エンジニアリングを担当。さらに、遠隔手術支援システムの企画・開発を担当し、専門誌へ医師の偏在問題に関する論文を寄稿。また、医療向けシステムやフェリーの設備を安全にリモートメンテナンスするソリューションを開発・運用。その後、会社のリブランディングプロジェクトへの参画、デジタルマーケティング組織の立ち上げ、メディカル組織のマネジメントを経験。
- 論文 医師偏在の課題と向き合う遠隔手術支援ソリューション(CiNiiで検索)
- 論文 手術室の生産性向上に貢献する医療映像ソリューション(CiNiiで検索)
- 現在、企業向けにIT技術者育成セミナー(ネットワーク/ウェブデザイン等)を主催しております。