« Back to Glossary IndexRADIUS (Remote Authentication Dial-In User Service) は、ネットワークにおける認証、認可、アカウンティング (AAA) を行うためのプロトコルです。
主な役割は以下の通りです。
- 認証: ユーザーが誰であるかを検証します (例: ユーザー名とパスワードの照合)。
- 認可: 認証されたユーザーに、どのネットワークリソースへのアクセスを許可するかを決定します。
- アカウンティング: ユーザーのネットワーク利用状況を記録します (例: 接続時間、データ量)。
RADIUSは、主に以下の用途で利用されます。
- 無線LAN (Wi-Fi) 認証: 無線LANアクセスポイントに接続するユーザーの認証
- VPN (Virtual Private Network) 接続認証: VPN接続を行うユーザーの認証
- ネットワーク機器の管理: ネットワーク機器 (ルーター、スイッチなど) へのアクセス認証
RADIUSサーバーと呼ばれる専用のサーバーでユーザー情報やアクセス制御ポリシーを一元管理することで、ネットワーク全体のセキュリティを向上させることができます。
RADIUSは、ネットワーク管理者にとって非常に重要なツールであり、大規模なネットワーク環境では必須の技術と言えます。
« ライブラリーに戻る ▼略歴
- 東京都世田谷区生まれ
- 学生時代には経営・財務の分野を学び、建設・不動産業界で経理部に在席。
- 家電メーカーにて直営店舗の運営、マーチャンダイザーを経験。PCのBTOビジネス推進やホームネットワークの普及推進、デジタル家電活用のセミナー講師、直営の免税店を経験。同時に、グループ企業のWEBマスターとして、ポータルサイト、eコマースサイトの制作・運営、情報セキュリティマネジメント、ナレッジマネジメントを推進。
- 家電量販店にて情報部門リーダー、都心店舗の店長を経験。その後、店舗開発部で新店舗出店時のレイアウト設計やスタッフの育成、出店準備、VMDの企画・制作などを歴任。
- システムインテグレーターとして、手術室及び血管造影室の画像・映像配信システムの開発・設計、エンジニアリングを担当。さらに、遠隔手術支援システムの企画・開発を担当し、専門誌へ医師の偏在問題に関する論文を寄稿。また、医療向けシステムやフェリーの設備を安全にリモートメンテナンスするソリューションを開発・運用。その後、会社のリブランディングプロジェクトへの参画、デジタルマーケティング組織の立ち上げ、メディカル組織のマネジメントを経験。
- 論文 医師偏在の課題と向き合う遠隔手術支援ソリューション(CiNiiで検索)
- 論文 手術室の生産性向上に貢献する医療映像ソリューション(CiNiiで検索)
- 現在、企業向けにIT技術者育成セミナー(ネットワーク/ウェブデザイン等)を主催しております。