アセットとは、企業や個人が保有する、将来的に価値を生み出す可能性のあるものを指します。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- 有形資産:
- 土地、建物、機械設備、車両
- 現金、預金、有価証券
- 商品、在庫
- 無形資産:
- 特許権、商標権、著作権
- 顧客リスト、ブランド
- ソフトウェア、技術ノウハウ
リソースとの違い
アセットと混同されやすい言葉に「リソース」があります。どちらも企業経営において重要な要素ですが、意味合いが異なります。
- リソース:
- 企業が事業活動を行うために活用する資源
- 例:人材、資金、時間、情報
- アセット:
- 企業が保有する資産
- 例:土地、建物、特許権
リソースは、活用することで価値を生み出すものですが、アセットは保有しているだけで価値があるという点が大きな違いです。
ただし、近年では、人材を「ヒューマンリソース」ではなく「ヒューマンアセット(人的資産)」と呼ぶ企業も増えています。これは、人材を単なる労働力としてではなく、企業にとっての重要な資産と捉える考え方が広がっているためです。
企業は、保有するアセットを適切に管理・活用することで、企業価値を高め、持続的な成長を実現することができます。
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